ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は、日本時間1月24日午前11時5分から予定されているNASAのデータ中継衛星TDRS-Lの打ち上げウェブキャストを配信する。
TDRS-Lは、NASAが1973年から運用しているデータ中継衛星TDRSシリーズの最新機。TDRS衛星は静止軌道上に位置し、より高度の低い地球周回衛星からの通信を地球へ中継する役割を持つ。国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡からの通信はTDRS衛星を通して地球に送られている。2月28日に鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられる全球降水計画GPM主衛星(GPM/DPR)もTDRS衛星を利用する予定だ。
ULAによるTDRS-Lの打上げは、アトラスV 401ロケットで米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から行われる。昨年1月30日にも、アトラスVロケットでTDRS-K衛星の打ち上げが行われ、成功した。
打上げ中継ウェブキャストは日本時間1月24日午前8時30分から、ULAのサイトで始まる。