エアバスは1月13日、最終的な荷重テストを『A350 XWB』の翼に行い、航空機がその一生の中で遭遇する最高1.5倍の荷重を与えることに成功したことを発表した。
この最終積載によって、A350 XWBの翼端のたわみは5mを超えるものとなった。
このテストは特に機体の構造的な安全性を実証する目的で製造された、A350 XWBの静止テスト用機体を使用して行われた。機体にかかる負担は1万以上の計測チャンネルを用い、リアルタイムで計測及びモニターされた。記録された多量のデータは分析されると共に、機体をデザインする為に使用されて来た、構造コンピューターモデルに関連付けられる。
エアバスは2013年12月初頭に、すでにA350 XWB胴体部の最終的荷重テストに合格している。これらの成功を収めた最終荷重テストは、型式証明とA350 XWBが2014年の第4四半期にサービスを開始する上でのもう一つのステップにとって重要な達成である。