マレーシア・グリーン・テクノロジー・コーポレーション(グリーンテク・マレーシア)とDFRANテクノロジーズ・リサーチが開発したハイブリッド・エンジン「レヴォロ」を搭載したマレーシア王立警察(PDRM)のパトロールカーが9日公開された。
パトロールカーの車体は国民車メーカーのプロトン・ホールディングスの「インスピラ」。
カリド・アブ・バカル警察長官によると同パトロールカーは約2カ月をかけてテストドライブを行う。現在PDRMでは約3,000台のパトロールカーを所有しており、年間の燃料費は2,800万リンギに上っている。ハイブリッド・エンジンを利用することで35%燃費を抑え、二酸化炭素排出量を30%削減することができる。
ナジブ・ラザク首相は同日、PDRMグリーン・プラクティス及びクリーン技術採択計画を発表。それに合わせて「レヴォロ」が発表された。