後続車に追突されたワゴン車が信号柱に突っ込み、3人死傷

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5日午後2時45分ごろ、栃木県真岡市内の農道を走行していたワゴン車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。ワゴン車は押し出された弾みで信号柱にも衝突。乗っていた3人が死傷している。

栃木県警・真岡署によると、現場は真岡市下大田和付近で片側1車線の直線区間。走行中のワゴン車に対し、後ろから進行してきた乗用車が速度差のある状態で追突。ワゴン車は弾みで路外に逸脱し、道路左側に立つ信号柱に衝突。さらに対向車線側へ逸脱し、道路右側の壁面にも突っ込んだ。

ワゴン車は衝突によって中破。運転していた益子町内に在住する34歳の男性と、5歳の男児が頭部強打でまもなく死亡。14歳の男子中学生も頭部強打で意識不明の重体となっている。乗用車も中破し、同乗していた55歳の女性が胸部骨折の重傷を負っている。警察は乗用車を運転していた益子町以内に在住する55歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

聴取に対して男は「気がついたらクルマが目の前にあった」などと供述しており、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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