国際コンサルティング会社のグラント・ソントンが発表した「国際ビジネスリポート(IBR)」によると、マレーシアのビジネス界では今後12カ月の経済先行きに対し楽観視しているとの回答の割合が、前年は12%だったが、今年は20%に上昇した。
調査は44カ国の3,500人のビジネスリーダーを対象に昨年11月から12月にかけて行われた。
マレーシア回答者の52%が今年の売り上げ増加を予想した。36%が採用人数を増やすと回答。90%が給与を上げると答えた。64%が工場や機材などに投資を行うと答え、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内で最も回答率が高かった。
IBRでは、今年予想される物価の上昇に備えている企業が多いことが明らかになった。54%が燃料や電気料金の値上げを懸念していると回答。28%が販売価格を引き上げると答えた。