太田昭宏国土交通相は1月7日の閣議後会見で「今年は実感と未来、この2つをキーワードにして取り組みたい」などと新年の抱負を述べた。
安倍内閣が「災地の復興の加速」、「景気・経済の再生」、「防災・減災をはじめとする危機管理」の3つの柱を掲げていることに対応したもので、「実感」について太田国交相は「庶民の生活のうえで前進を実感できる年にしたい」と述べ、とくに復興については「住宅や高台移転などのまちづくりを加速することが重要。早く復興を実感できるよう全力で取り組む」と意欲を示した。
「未来」については、「3月を目途に2050年の国土のグランドデザインを策定したい。その助走として2020年東京オリンピックを位置づけたい」などと述べた。