23日午前7時20分ごろ、福岡県太刀洗町内の大分自動車道下り線を走行中のトラックと乗用車が衝突。乗用車は弾みで路外に逸脱し、道路左側のガードロープに衝突する事故が起きた。乗用車は中破し、乗っていた4人が死傷している。
福岡県警・高速隊によると、現場は大刀洗町山隈付近で片側2車線の直線区間。乗用車と中型トラックは何らかの原因で衝突。乗用車は弾みで路外に逸脱し、道路左側のガードロープにも突っ込んだ。
乗用車は中破。クルマには男性4人が乗車しており、全員が負傷して近くの病院へ収容されたが、このうち同乗していた62歳の男性が頭部強打でまもなく死亡。70歳の男性が胸部骨折の重傷。運転していた20歳の男性と、もう1人の同乗者が打撲などの軽傷を負った。トラックを運転していた45歳の男性にケガはなかった。
乗用車は前部と右側面部の破損がひどく、警察では双方の運転者から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。