日立造船、中国で環境事業、舶用ディーゼル事業を強化するため現地法人を新設

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日立造船は、中国に環境事業や舶用ディーゼルエンジン事業を強化するため、新会社「日立造船貿易(上海)」を設立し、2014年1月1日から営業開始すると発表した。

日立造船は、中国では1982年に北京事務所、1994年には上海事務所を設立しているが、中国でのビジネスを加速するため、新たに日立造船貿易を設立し、2014年1月1日から営業開始する。資本金は約3000万円。

現在、日立造船は現在、中国では環境事業を中心に展開しており、都市ごみ焼却発電施設の受注実績は日本メーカーとしてトップクラスとなる計9件、処理能力は総計1日当たり1万3000トン以上となっている。

中国は、都市ごみ焼却発電分野で世界最大の市場で、現地法人を設立し、現地に密着した機動的な営業活動を展開していく。

また、同社は、中国で環境事業以外にも舶用ディーゼルエンジン事業やプロセス機器事業、精密機械事業などで合弁会社を設立するなど積極的に事業展開をしている。グループで自動車業界向けプレス機械の製造・販売を手がけるエイチアンドエフのプレス機械事業についても日立造船貿易に窓口を設け事業展開していく予定。

《レスポンス編集部》

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