ドイツ発明研究所は、ロバート・ボッシュを代表してクリストフ・ボッシュ氏に対して「2013年度ディーゼル・メダル」を贈呈した。
ディーゼル・メダルは、ボッシュが様々な分野で卓越した技術的リーダーシップと革新力、創造性を発揮したことを称え、ドイツ発明研究所から贈られたもの。授賞式はミュンヘンのドイツ博物館の記念ホールで開かれた。クリストフ・ボッシュ氏は、ボッシュの2013年度の「発明者賞」の受賞者4人とともに、ボッシュ・グループの4万2000人を超える研究者を代表して賞を受け取った。
クリストフ・ボッシュは「ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行える。私たちの研究者が達成したイノベーションが各方面から幅広く注目され、このディーゼル・メダルの受賞につながったことを本当に嬉しく思う」とコメントした。
クリストフ・ボッシュはボッシュ家のスポークスマンとして長年にわたってボッシュの統治機関メンバーを務めており、企業の方向性に関して大きな発言権を持つ。ロバート・ボッシュ財団の評議員会のメンバーも務め、ロバート・ボッシュ工業信託合資会社の共同経営者で、ロバート・ボッシュの監査役会の一員でもある。