21日午前7時ごろ、山口県岩国市内の市道を走行していた乗用車が凍結路面でスリップ。前方の横断歩道を徒歩で渡っていた小学生の列に突っ込む事故が起きた。この事故で児童2人が打撲などの軽傷を負っている。
山口県警・岩国署によると、現場は岩国市横山2丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道が設置されている。小学生の児童6-7人は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた乗用車がスリップしたまま列に突っ込んだ。
クルマはこのうち2人の児童に接触。2人は路上で転倒した際に腰などを打撲する軽傷を負った。警察はクルマを運転していた同市内に在住する42歳の女性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。
事故当時、現場付近の路面は凍結していた。クルマは冬タイヤを装着していたが、急減速したことでスリップしたとみられており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。