車体後部を残して踏切内に立ち往生のクルマに列車衝突、運転者が負傷

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18日午前8時35分ごろ、愛媛県松山市内にある伊予鉄道高浜線の踏切で、前方渋滞のために車体後部が踏切内に取り残されていた乗用車に対し、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故で車外に脱出していたクルマの運転者が軽傷を負っている。

愛媛県警・松山東署によると、現場は松山市三番町付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。同市内に在住する57歳の男性が運転する乗用車は、前方が渋滞していたために踏切内に車体後部を残した状態で停止。直後に警報機が作動。列車が接近してきたため、運転者の男性は車外に避難したが、通過してきた普通列車(高浜発/横河原行き、3両編成)が衝突した。

運転者の男性は軌道外に押し出されてきたクルマと接触して打撲などの軽傷。列車の乗客乗員約300人にケガはなかった。

警察では男性の判断に怠りがあったものとみて、過失往来危険容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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