クアラルンプール新国際空港の新格安航空ターミナル、開業予定の更なる遅れの懸念

セランゴール州セパンのクアラルンプール新国際空港(KLIA)格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)の建設について、空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は、1月31日の完工予定日に間に合わない可能性があると明らかにした。

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セランゴール州セパンのクアラルンプール新国際空港(KLIA)格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)の建設について、空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は、1月31日の完工予定日に間に合わない可能性があると明らかにした。

KLIA2のオープン予定は5月2日となっているが、更なるオープン延期につながるとの懸念を示した。

工事の進捗状況は現在95%。完工後に消防署の点検や運転の予行演習や動作確認などを実施する。動作確認には3カ月を要することが見込まれている。完成受け渡しが遅れることで、それらの作業開始も遅延しさらにオープン日の遅延につながるという。

「KLIA2」は格安航空の需要の高まりを受け、現行の格安航空ターミナル(LCCT)に代わるものとして総工費40億リンギをかけて建設が始まった。年間取扱能力は4,500万人に達する見通しだ。オープン日はこれまで3度に渡り変更されている。元々の完成予定は2012年4月だったが、今年6月28日の開業予定に間に合わないことが明らかとなり、オープン日を来年5月2日に延期した。

広瀬やよい

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