リンギ相場、来年第2四半期に下落の見通し

エマージング・マーケット 東南アジア

シンガポールの大手銀行、大華銀行(UOB)の調査部門はリンギ相場について、来年第1四半期は1米ドル=3.25リンギが予想されるが、米連邦準備制度理事会(FRB)が第2四半期に金融の量的緩和を縮小すると見られるため、同期には1米ドル=3.3リンギへの下落が予想されるとした。

来年のマレーシア経済についてUOBは、補助削減を受け個人消費が以前ほどではなくなる見通しだが、輸出の回復が経済をけん引すると予想している。不動産利得税の引き上げも消費を冷え込ますと見ている。

物価は9月の燃料補助削減の後、上昇カーブが強くなっており、インフレは今年の推定2.1%に対し来年は2.9%を予想。
こうした物価上昇、FRBの措置を受けたリンギ値下がり圧力を背景に、中央銀行バンク・ネガラは6月末までに政策金利を3.25%へ引き上げる可能性があるという。
(ザ・サン、12月16日)
小栗 茂

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