ボンバルディア、ミュルハイム運輸公社よりフレクシティ・トラムを受注

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フレクシティ・クラシック・トラム
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ボンバルディア・トランスポーテーションは12月12日、10台のボンバルディア・フレクシティ・クラシック・トラムの注文を、ドイツのミュルハイム運輸公社(MVG)より勝ち取ったことを発表した。契約額は約2700万ユーロ(3700万ドル)。

エッセン運輸公社(EVAG)は2011年12月に27台のフレクシティ・トラムの注文を行い、2012年6月にMVGは他の5台の車両のオプションから手を引くこととなった。デュイスブルグ運輸公社(DVG)とEVAG、そしてMVGは2010年以来、VIA運輸公社として運行レベルにおいて合併されている。MVGは毎年ほぼ2700万人の乗客を運んでいる。彼等の最初のトラムは、1897年に同市で運行を開始した。

MVGの管理ディレクターであるクラウス‐ピーター・ワンデレナス氏は、「このトラムによって、サービスとメンテナンス期間の短縮化をもたらすことができる。トラムの運用効率の向上は、最も重要だ。」と語った。

3モジュールの双方向車両はすでに注文されたトラムと同じく、30mの長さと2.3mの幅、172人の乗客の収容能力を持ち、革新的なボンバルディアMITRAC推進システムを装備している。MVGへの最初の車両の納入は、2015年8月に予定されている。

《河村兵衛》

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