ダイハツ工業は、福祉車両「フレンドシップシリーズ」の『タントスローパー』『タントウェルカムシート』をフルモデルチェンジし、12月12日から販売を開始した。
今回のフルモデルチェンジでは、新型タントの進化した広さ・使いやすさやフラットなフロアなどのユニバーサルデザインを活かして、福祉車両としての使い勝手を追求した。
タントスローパーは、ミラクルオープンドアと車外からもスライド可能な助手席による使い勝手の良さに加え、電動ウインチの標準装備など福祉車両としての使いやすさを追求し、福祉の視点で使いやすいクルマとした。
タントウェルカムシートは、利用者の使用シーンに応じて選べる2種類の昇降パターンを設定。福祉用途のユーザーに加え、日常の乗り降りをラクにしたい日常用途のユーザーまで幅広い顧客ニーズに応えるクルマとした。
また、両モデル共にカスタムグレードを初めて設定。 さらに衝突回避支援システム「スマートアシスト」を全グレードに設定。その他、価格設定も見直し、入り口価格を従来に比べタントスローパーで約15万円、タントウェルカムシートは約17万円の値下げを実施した。
価格はタントスローパーが142万円から178万円、タントウェルカムシートが155万6000円から181万3000円。