ソーシャルメディア、企業の75%が事業に活かせず=マレーシア調査

プライス・ウォーターハウス・クーパーズ(PwC)は、ビジネスにおけるソーシャルメディアの活用に関する調査結果を発表。

エマージング・マーケット 東南アジア

プライス・ウォーターハウス・クーパーズ(PwC)は、ビジネスにおけるソーシャルメディアの活用に関する調査結果を発表。

マレーシア企業の75%がビジネスツールとして十分に活用されていないと回答したことがわかった。

84%がソーシャルメディアを利用することで革新性を高めることができると答えた。57%がソーシャルメディアを活用しているが、影響力については把握していないと回答。35%が顧客からソーシャルメディアを通したフィードバックを求めていないと答えた。その一方、約7割の回答企業が何かの決定を行う前にソーシャルメディアの反応を参考にすると回答した。

このほか、60%がソーシャルメディアにかける予算がまだないと答えた。
PwCマレーシアのマネージング・パートナーのスリドハラン・ナイル氏は、マレーシア企業はソーシャルメディアに関して確固たる戦略を持っていないと指摘。ビジネス機会を失っているとし、消費者や従業員の意見を収集しビジネスに役立てるべきとの見解を示した。

広瀬やよい

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