ドイツのタイヤ&自動車部品製造大手、コンチネンタルは12月5日、中国の吉林省長春市の工場の拡張工事が完成したと発表した。
この拡張工事は、コンチネンタルが5400万元を投じて、2013年4月に着工したもの。それから約7か月を経て、拡張工事が完了した。工場は、長春市の経済・技術開発区に位置する。
拡張工事部分の建物総面積は8300平方m。これには、4000平方mの物流倉庫や、2800平方mのワークショップも含まれる。
また、パワートレイン部門用に、4本の新たな製造ラインも追加。ここでは主に、燃料噴射装置の温度センサーを生産する。コンチネンタルは2016年には、年間3580万ユニットを生産する計画。
コンチネンタルの中国法人、Kang Rui社長兼CEOは、「新工場の開業は喜ばしい限り。中国は世界最大の自動車市場であり、コンチネンタルにとって、成長の大きな原動力。今後も投資を続けていく」と述べている。