マレーシアのラブアンとサバ州をむすぶ連絡橋建設、中国企業が提案

中国の山東鉄鋼集団の合弁企業、シャンドン・ライガン・ガヤは、ラブアン島とサバ州のメヌンボックを結ぶ連絡橋とマリーナ・シティの開発を計画している。

エマージング・マーケット 東南アジア

中国の山東鉄鋼集団の合弁企業、シャンドン・ライガン・ガヤは、ラブアン島とサバ州のメヌンボックを結ぶ連絡橋とマリーナ・シティの開発を計画している。

総開発費は200億米ドル(600億リンギ)と見込まれている。

連絡橋はラブアン島の東部とメヌンボックの西部を結ぶ、全長13キロメートル。ラブアンでは4,400エーカーの土地を埋め立て、港や税関、出入国管理局、検疫(CIQ)、商業施設、自然公園を開発される。港が建設されることで年間取扱い貨物量は、4万TEU(20フィート標準コンテナ換算)から100万TEUへの拡大が見込まれている。メヌンボックでは4,100エーカーを埋め立て、CIQ、商業施設、住宅、マリーナ、ゴルフ場などを建設する。

シャンドン・ライガン・ガヤは政府に対し、開発資金の代わりに開発用地の提供を求めている。山東鉄鋼集団は、中国で最も長い海上橋(37キロメートル)を建設した経験がある。

広瀬やよい

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