宇宙航空研究開発機構(JAXA)測位衛星システム技術室の小暮聡ミッションマネージャーが、衛星測位システム(GNSS)の業界紙「GPSワールド」が選出する「GPSワールド2013リーダーシップ・アワード(人工衛星部門)」を受賞したと発表した。
同賞は衛星測位システム(GNSS)に関連して、衛星、信号、サービス、製品の各部門で、その年に世界で最も傑出した成果を残した人物に対して贈られる賞。GPSワールド編集委員や有識者40人の投票により決定される。
小暮マネージャーは2011年から、準天頂衛星システムの概念検討を担当、2010年に打上げた初号機「みちびき」の開発や、GPSやGalileoなど、各国の衛星測位システムとの技術調整、アジア地域での利用促進に携わってきた。