パリ~バルセロナ間の直通TGV、15日から運行開始

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フランス国鉄(SNCF)とスペイン国鉄(renfe)は11月27日、両国を結ぶ国際高速列車を12月15日から運行開始すると発表した。フランスの高速列車「TGV」がパリ~バルセロナ間を直通するほか、スペインの高速列車「AVE」もフランスの3都市に乗り入れる。

スペインの鉄道は、在来線の2本のレール幅(軌間)がフランスなどで使われている国際標準軌(1435mm)より広い1668mmで、これまで国際直通列車は軌間変更装置のある列車(フリーゲージトレイン)などに限られていた。新しい高速鉄道ではスペインも1435mm軌間を採用しており、今年1月には新線が延伸されフランス側の高速鉄道と乗り入れ可能になったが、直通列車の運行開始は遅れ、途中駅で両国の高速列車の乗り継ぎを強いられていた。

12月15日から運行されるのは、パリ~バルセロナ間、リヨン~バルセロナ間、トゥールーズ~バルセロナ間、マルセイユ~マドリード間の4系統。パリ~バルセロナ間は1日2往復、その他は1日1往復が運転される。

パリ~バルセロナ間の直通列車は、パリ・リヨン駅とバルセロナ・サンツ駅を6時間25分で結び、乗り継ぎが必要な現在より15分短縮される。車両はTGVの2階建て編成「TGV Duplex(デュプレックス)」のうち「Dasye」を使用。2014年以降、最新型の「TGV EuroDuplex(ユーロデュプレックス)」に順次置き換える予定となっている。

その他の3系統には、AVEのS100系をフランス乗り入れ対応に改造した編成を使用。リヨン~バルセロナ間を4時間53分、トゥールーズ~バルセロナ間を3時間2分、マルセイユ~マドリード間を7時間3分で結ぶ。

チケットの発売は11月28日から開始されている。
《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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