ダンロップの住友ゴム工業は、1913年に日本で初めての自動車用タイヤを生産してから100年目の今年、石油や石炭などの化石資源を使用しない世界初の100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」を11月22日から発売する。
エナセーブ 100は、同社の一般的なタイヤで約60%を占める合成ゴムやカーボンブラックなど、石油由来の原材料すべてを天然ゴム、シリカなどの天然資源に置換え、石油外天然資源比率100%を達成した。天然ゴムそのものを改良し、合成ゴムの機能を併せ持つ「改質天然ゴム」を採用。安全性、耐久性、気密性など、求められる性能に応じて高機能化を実現している。
さらに、ひまし油由来素材の「新ジョイントレスバンド」をはじめ、「新パターンデザイン」「新プロファイル」の採用により、耐摩耗性能を同社従来品に比べ19%向上。ロングライフ性能を確保し、省資源化を実現した。
発売サイズは195/65R15 91Hのワンサイズ、価格は2万1105円/本。