日産自動車は11月19日、横浜にある日産グローバル本社ギャラリーにて日産ワークス直系のスーパースポーツカー『GT-R NISMO』を発表した。
GT-R NISMOはニュルブルクリンク24時間レースやFIA-GT、SUPER GTなどのレース参戦で得た技術をフィードバックしたモデルで、専用チューンされた600PSを発生するエンジンにシャシー、専用設計のボディパーツなどを装備する。
今回の発表会では、日産のカルロス・ゴーン社長がレーシングドライバーのミハエル・クルム選手が運転するGT-R NISMOで登場。このマシンは実際にタイムアタックで使用されたモデルだという。
そして、プレゼンにおいて社長自らがGT-R NISMO(NISMO専用オプションパック装着車)のニュルブルクリンクでのラップタイムを発表。その速さはなんと7分8秒679。日産自動車の発表によるとこのタイムは量販車最速だという。
カルロス・ゴーン社長は発表会において「今回のもGT-Rはこれまでで最も速いGT-R。GT-R NISMOは、日本では2014年2月から、欧州、米国では2014年夏に皆さんにお届けできる」と述べた。