ボーイングは11月18日、UAEのムバダラ開発をボーイングの一次サプライヤーとして、新しい戦略的な契約にサインしたことを公表した。
その契約によれば、ムバダラは『787』と『777X』を含むボーイングの商用プログラムに、最高25億ドルの先進的な合成素材や機械加工された金属を供給する機会を持つこととなる。
ボーイングとムバダラはまたアラブ首長国において、プリプレグとカーボンファイバーの生産機能の開発の為に協業することを決定した。これはUAEにおいて現在進行中の、エアロストラクチャーの産業開発と原材料の生成機能をサポートする。
ムバダラ航空宇宙・通信テクノロジー&防衛サービスの常務取締役であるホメイド・アル‐シャマリ氏は、「今日の契約はボーイングと我々の関係をさらに強化し、我々がボーイングの合成エアロストラクチャーの重要なサプライヤーとしての役割を発展し続け、ストラタを重要な一次産業サプライヤーとして開発する機会を提供するものである」と語った。