昭文社、震災時帰宅支援マップアプリを大学の帰宅支援ツールとして採用

自動車 ビジネス 企業動向
画面イメージ
  • 画面イメージ

昭文社は11月8日、グループ会社の「震災時帰宅支援マップ」アプリをカスタマイズ製作するアプリが、大阪具寝屋川市の摂南大学に採用され、『摂南大学避難マップ』アプリとして、App Store及びGoogle Playにて提供を開始した。

『震災時帰宅支援マップ』アプリは、大震災などで交通網がマヒした際に、自宅や最寄りの避難所まで歩いて帰ることをサポートするための地図アプリ。GPS機能を使って自分の現在位置を地図上に示すことができ、避難所や帰宅支援ステーションなど、災害時に必要な防災拠点施設を検索することができる。

摂南大学では、学生向けの帰宅支援マップを作るにあたり、学生の半数以上がスマートフォンを利用していること、震災時の通信が不安定になる点を考慮。同アプリが紙の地図よりも携帯性に優れ、現在地が通信不要で把握できるなど利便性が高いと評価し、採用を決定した。

同アプリをベースにした『摂南大学避難マップ』アプリは、GPS通信、防災拠点検索など既存機能はもちろん、同大学が設定した2つのキャンパスから最寄り駅までの8つの「避難ルート」を表現。避難ルート上には、同大学の学生自らが実際に調査した歩行する上での危険箇所、休憩ポイント、水飲み場など、歩いて帰る際に参考となる情報も記載している。この避難ルート作りのノウハウは同社がサポートしており、収録した地図は、実質の徒歩範囲である同大学のキャンパスから半径10キロ圏内を網羅している。

なお、同カスタマイズアプリが大学に採用されるのは初。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集