三菱自動車は11月6日、2014年度から2016年度までの3年間を対象とする新たな中期経営計画「ニューステージ2016」を発表した。
2016年度における販売台数については、2013年度最新見通し台数に対して約3割増となる143万台を目標として設定。また、ピックアップトラック・SUV・クロスオーバー系車種を戦略商品と位置づけ、構成割合を販売台数で2013年度比6%増の63%へ、売上高で同5%増の74%へと、それぞれ増加させる計画とした。
地域戦略では、アセアン地域、特にタイ・インドネシアに続いて、フィリピンを中核市場と位置づけ、各国の需要動向に応じて新型車などの生産・販売を行えるフレキシブルな体制を築いていく。
2016年度の業績目標は、売上高2兆6000億円(2013年度見通しから4700億円増)、営業利益1350億円(同350億円増)とした。