対面通行の自動車道で正面衝突、双方の10人が死傷

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26日午後3時50分ごろ、宮崎県宮崎市内の東九州自動車道で、対面通行区間の下り線でワゴン車と乗用車が正面衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車側の7人が死傷。乗用車側の3人が重軽傷を負っている。

宮崎県警・高速隊によると、現場は宮崎市富吉付近で片側1車線の対面通行区間。上下線は樹脂製ポールで区分されている。乗用車は上り線を走行していたが、斜行して下り線側へ逸脱。直後に下り線を順走してきたワゴン車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは大破。ワゴン車に同乗していた73歳の男性と、3歳の女児が頭部強打でまもなく死亡。運転していた川南町内に在住する32歳の女性を含む5人が骨折や打撲などの重軽傷を負った。また、乗用車に同乗していた生後10か月の女児が頭部強打で意識不明の重体。運転していた東京都荒川区内に在住する39歳の男性と、同乗していた37歳の女性が重軽傷を負っている。

警察では乗用車側がハンドル操作を誤ったものとみて、運転者の回復を待って自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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