フォルクスワーゲングループの第3四半期決算、営業利益は19.9%増

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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは10月30日、2013年第3四半期(7‐9月)の決算を公表した。

同社の発表によると、アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、469億8500万ユーロ(約6兆3535億円)。前年同期の488億4800万ユーロに対して、3.8%の減少。

また、2013年第3四半期の営業利益は、27億7700万ユーロ(約3755億円)。前年同期の23億1700万ユーロに対して、19.9%の増益となっている。

およそ20%もの増益となった要因は、コスト削減の成果。また、傘下のアウディやポルシェが、過去最高の好調な新車販売を記録したのも大きい。2013年3四半期の世界新車販売は、236万8000台。前年同期比は1.5%増だった。

フォルクスワーゲングループ取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長は、「2013年の通期目標に変わりはない。優れたモデルレンジと幅広い世界事業により、2013年がフォルクスワーゲングループにとって、堅実な1年になると確信している」と語っている。

《森脇稔》

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