カタール航空がワンワールドアライアンスに正式加盟

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マレーシア航空、ワンワールドに正式加盟
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カタールのフラッグ・キャリアであるカタール航空は10月30日、ワンワールドアライアンスに正式に加盟した。10月29日にカタールの首都ドーハで記念式典が開催された。

アジア、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、中東地域の70カ国、130都市に就航しているカタール航空の加盟により、カタールの首都であるドーハが、ワンワールドアライアンスの拠点の一つとなる。

カタール航空は、イギリスに拠点を置く航空サービスリサーチ会社スカイトラックスの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」1位を2011年、2012年と2年連続受賞しており、高品質なサービスに定評がある。

今回、カタール航空がワンワールド・アライアンスに加わることにより、世界的なネットワークが拡充し、グローバルアライアンスの競争力が強化されるとしている。

ワンワールドアライアンスのネットワークには、カタール航空が就航するエチオピア、イラン、ルワンダ、セルビア、タンザニアの5カ国、20都市以上が新たに加わる。ワンワールドの顧客は、ドーハを経由して、アジア~南ヨーロッパ間、アジア~アフリカ間をワンストップで利用できるようになる。

ワンワールドアライアンスは、約3300機の航空機を使って毎日約1万4000便を運航し、年間約4億8000万人が利用するグループとなる。グループの収入は、約1400億米ドル規模となる。

《レスポンス編集部》

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