2014年度予算案に物品・サービス税(GST)導入が盛り込まれ、2015年4月1日付の導入が決定したが、財務省のモハマド・イルワン事務次官は、同年末までの9か月間で231億リンギのGST税収を見込んでいることを明らかにした。
2016年通年では320億リンギの税収が予想されるという。
既存の売上税とサービス税(2012年の税収は150億リンギ)を継続した場合、2015年の収税額は144億リンギ程度にとどまる見込み。税率6%のGSTが導入されれば、導入に関わるインセンティブを差し引いても2015年は導入9か月で39億リンギ程度の税収増が見込まれる。2016年は通年で90億リンギの税収増が期待できるという。