ボーイングは10月24日、インド空軍(IAF)にとって4機目となる『C-17グローブマスターIII』が納入の為にカリフォルニア州ロングビーチを飛び立ち、今年中に合計5機の納入を予定通りに行うことを公表した。
ボーイングは2014年にさらに5機のC-17を納入し、契約を完了することとなる。
1991年の最初の飛行以来、C-17は260万時間の飛行時間を要員や大きな荷物の輸送、正確な空中投下による人道上物資のデリバリー、救命医療ミッションなどをこなして来た。そして最近では、インド空軍がサイクロン・ファイリンの救助努力をサポートする為に同機を使用した。
ボーイングはC-17グローブマスターIIIの生産を、2015年の第4四半期に終了する。インド空軍に対する残りのC-17に加え、同社は米国以外の諸外国の為に、さらに15機のC-17を製造することになっている。
ボーイングはこれまでに米空軍への223機、オーストラリアやカナダ、インドやカタール、UAEや英国、NATOの戦略エアリフト機能イニシアチブの12のメンバーと平和な国のパートナーシップへの35機を含む、合計258機のC-17を納入して来た。