若田宇宙飛行士などISS第38/第39次長期滞在クルー、打上げ最終準備へ

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最終試験を終え、ソユーズ宇宙船シミュレータの前で手を握る若田光一、ミハイル・チューリン、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士(左から)(出典:JAXA/GCTC)
  • 最終試験を終え、ソユーズ宇宙船シミュレータの前で手を握る若田光一、ミハイル・チューリン、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士(左から)(出典:JAXA/GCTC)
  • 試験開始にあたり署名を行う若田宇宙飛行士(出典:JAXA/GCTC)
  • 最終試験開始に臨む若田宇宙飛行士ら長期滞在クルー(出典:JAXA/GCTC)
  • ISSのロシアモジュール運用訓練を行う若田宇宙飛行士ら長期滞在クルー(出典:JAXA/GCTC)

国際宇宙ステーション(ISS)第38次/第39次長期滞在クルーの若田光一宇宙飛行士らは11月7日の打上げに備え、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)で打上げ最終準備に入った。

第38次/第39次長期滞在クルーである若田宇宙飛行士、ミハイル・チューリン宇宙飛行士、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士は、10月15、17日(現地時間)の2回、ISSのロシアモジュールの運用と、ソユーズ宇宙船の飛行中の運用を想定した最終試験を実施し、無事終了した。

10月18日(現地時間)には、復習としてソユーズ宇宙船の打上げからISSドッキングまでの間に想定されるトラブルへの対応試験を実施し、これも優秀な成績で終了した。

10月22日(現地時間)には、GCTCで記者会見や伝統的なセレモニーに参加した。今後、打上げが行われるカザフスタンのバイコヌール宇宙基地へ移動する予定。

若田宇宙飛行士らを乗せたソユーズ宇宙船(37S)は、11月7日午後1時14分に打上げられ、同日午後7時半頃にISSへドッキングする予定。

若田宇宙飛行士は、2014年3月までISSのフライトエンジニアとして活動し、3月以降はISSのコマンダーとしてISS全体の指揮を取る予定。

《レスポンス編集部》

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