欧州宇宙機関(ESA)は、11月20日実施予定としていた、位置天文観測衛星「ガイア(Gaia)」を搭載したソユーズFGロケットの打ち上げを延期すると発表した。
「ガイア」は10億個以上の恒星の位置・速度を測定し、精密な銀河系の3次元地図作製を目指すミッション。軌道は太陽-地球系のラグランジュ点L2周りのリサージュ軌道。観測期間は5年。
ESAによると、延期の理由は技術的な問題とのこと。ESAは追加検査の実施を決定し、打ち上げを担うアリアンスペース社に打ち上げを中止するように申し入れた。新たな打ち上げ日は未定。