中日本高速道路は、道路交通安全マネジメントシステムの国際規格であるISO39001の認証を10月31日に取得すると発表した。道路管理者としては世界で初めての認証取得となる。
ISO39001は、「交通事故による死亡者と重大な負傷者を根絶すること」を究極の目的として、道路交通安全について組織が取り組むべき基本的事項を定めた新たな国際規格。2020年までに全世界で10万件の認証を目指し、2012年10月1日に正式発行された。
人命の安全を目的とするISO39001は、幅広い業種・業態をカバーする規格であることから、比較的短期間に普及が進むものと考えられている。
今回の認証取得は、中日本高速道路の保全・サービス事業本部が主体的に取組みを行うもので、高速道路において世界一交通死亡事故率の少ない、安全で、安心・快適な高速道路空間の提供を目指していく。