ジョンブルin妙高2013開催…妙高をイギリス車のメッカに

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MG・A(左)と、ジャガー・MK2 3.8
  • MG・A(左)と、ジャガー・MK2 3.8
  • MG・ミジェット
  • MG・B
  • オースチン・ヒーレー100/4 BN1
  • オースチン・A35
  • フォード・コンサルコルチナロータス
  • ロータス・エラン
  • ジネッタ・G12

10月19日から20日にかけて、 “ジョンブルin妙高2013”が開催された。主催はジョンブルイン妙高2013実行委員会とブリティッシュヒストリックカークラブジョンブル。

7回目となるこのイベントは、1974年までに生産されたイギリス車(同型式は1974年まで)で、今年は約40台のエントリーがあった。

初日はAPAリゾート妙高パインバレー(新潟県妙高市)をスタートし、万座プリンスホテルで昼食をとり、スタート地点まで戻る190キロ弱のツーリング。2日目はAPAリゾート妙高パインバレーをスタートし、斑尾高原ホテルまで約80キロをツーリングし、最後にジムカーナと表彰式を行い解散となるスケジュールである。

このイベントの特徴のひとつは、ツーリング途中に複数のチェックポイントが設けられ、通過時間を管理していることである。ただし、単に通過時間を設定するのではなく、参加者自ら主催者が用意したヒントを頼りにチェックポイント間の設定タイムを割り出し、その正確性を競うものなど、ドライバーだけでなく、ナビも積極的にイベントに参加してもらうよう工夫が凝らされていた。

さらに、ゲーム性も盛り込まれ、通過した県境にあるガソリンスタンドのブランドや、イギリス車に関するマニアックなクイズなども盛り込まれていた。

参加車両は、ロータスやMGなどの小排気量スポーツカーが多く出場していたが、中には、フォード『アングリア』や、オースチン『A35』といったファミリーカー、そして、フォード『コンサルコルチナエステート』という、日本ではまず見ることのできないステーションワゴンまでが参加し、注目を集めていた。

主催者によると、自分たちの地元である上信越地域でもクラシックカーのイベントを開催したいと、7年前から開催。徐々にイベント自体も定着してきており、いずれは、妙高高原をイギリス車のメッカに出来たらと語っていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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