日本船舶輸出組合が発表した9月の輸出船契約実績によると、一般鋼船の契約は33隻、前年同月比32.3%増の120万2350総トンと2カ月ぶりに前年を上回った。
前月は契約が高水準で推移してきた反動で、落ち込んだものの、9月は再び回復した。
9月の船種別内訳は、貨物船のうち、コンテナ船が1隻、自動車運搬船が4隻、バラ積船のハンディ型が11隻、ハンディマックス型が11隻、パナマックス型が3隻、鉄鉱石運搬船が1隻、油送船ではケミカル船が2隻だった。
一方、通関実績は、26隻で、同4.4%減の113万7972総トンと低調だった。
この結果、9月末の輸出船手持工事量は、586隻、2525万0198総トンとなった。