米国の自動車最大手、GMは10月17日、2013年第3四半期(7‐9月)のシボレーブランドの世界新車販売の結果を公表した。総販売台数はおよそ125万台。前年同期比は0.6%増と、12四半期連続で前年実績を上回った。
市場別では、地元米国が47万8000台でトップ。前年同期比は4.2%増と伸びた。しかし、ブラジルは6.6%減の17万1000台と後退。中国も15万1000台にとどまり、前年同期比は1.1%と微減。
また、ロシアも4万8000台にとどまり、前年同期比は18.7%減と2桁の落ち込み。一方、メキシコは7.8%増の4万7000台と、堅調な販売実績。
シボレーは第3四半期、『コルベット』、『シルバラード』、『スパークEV』などを米国市場に投入。これらのモデルが支持され、米国市場での成長につながった。
GMシボレーブランドのアラン・ベイティー上級副社長は、「シボレーは、テクノロジーや車を所有することの付加価値を高めることに重点を置いている。新しいモデルを発売することによって、より多くの顧客を引きつけることができた」と語っている。