ジャパンカップ13にブースを出展しているガーミン。ガーミン・シャープの最高峰選手などから得たデータを反映する格好で、製品を作り込んでいる。
今回ブースの中心となったのは『Edge810J』。ブルートゥース対応により、スマートフォンとの連携でリアルタイムのクラウド接続、ガーミンコネクトへデータをアップロードすることができる。これにより、トレーニングの最中に選手の状況を確認できる。従来通りPCを利用したデータ管理も対応している。
『Edge500J』も展示。ハード面での軽量化に加え、ナビシステムを排す機能面の簡素化で他モデルとの差別化を図っている。
このほかPND「nuvi」シリーズや車載用のカメラ、腕時計型のログ収集デバイスなどを並べた。
ガーミンのデバイスは心拍数やケイデンスの計測が可能なモジュールとセットになっており、スマートフォンとの連携で通信を活用するという格好をとる。多機能化するスマホの存在で一見ライバル関係とも見られるデバイス同士が“共生”している。サイクルコンピューター(サイコン)のような専門デバイスは、一般への浸透が進んだスマホのようなデバイスと共生することで、利便性を高め、存在を強固にする。