JAXA、第一期水循環変動観測衛星「しずく」が日経地球環境技術賞・優秀賞を受賞

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第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1) 軌道上イメージ
  • 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1) 軌道上イメージ
  • 観測画像(平成24年の北極海海氷の最小分布の様子)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のGCOMプロジェクトチームは、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の開発が「2013年日経地球環境技術賞・優秀賞」を受賞したと発表した。

日経地球環境技術賞は、日本経済新聞社主催で、地球環境保全のための優れた調査、研究、技術開発、ものづくりへの実践的な取り組みに対して贈られる賞。

「しずく」は、2012年5月18日に打上げられてからこれまで、大気中の水蒸気量や海面温度などの数々の観測データを提供してきた。これらのデータは、北極海の海氷面積減少など、地球規模での環境変化の把握、気象予報の精度向上や、効率的な漁場探索などに有効活用されてきた。

今回の受賞は「しずく」の技術の独自性や社会生活へのインパクトなどが評価されたとしている。

《レスポンス編集部》

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