米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは10月10日、ブラジルにおいて、シボレー『アジャイル』の2014年モデルを発表した。
アジャイルは2009年8月、シボレーブランドの南米市場向けの小型クロスオーバー車として登場。ブラジルをはじめ、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイなど、南米主要国で販売されている。
アジャイルは、ブラジル・サンパウロのGM開発部門が設計した最初のモデル。その外観は最低地上高を引き上げた背の高いSUVフォルムが特徴。ルーフ後部がカーブしたクーペのようなデザインで、スポーティかつダイナミックさが強調された。
インテリアは、大人4名が座れる充分な空間を確保。フロアはフラットな設計として、乗降性に配慮する。エンジンは、ブラジルで人気のガソリン&エタノールの両燃料に対応したフレックス仕様も用意。
今回、シボレーは、アジャイルに初の大幅改良を施した2014年モデルを発表。フロントを中心にフェイスリフトを受けた。ヘッドライトやグリル、バンパーのデザインが見直され、表情を一新する。
インテリアは、素材の変更により、質感を向上。ステアリングホイールは新デザインを採用する。トランスミッションには、2世代目の「F1X イージートロニック」を設定。パドルシフトでの変速を可能にしている。