クルマから引きずり出しての暴行、関わった男9人を逮捕

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今年8月、茨城県水戸市内の国道51号で渋滞のために停車していた乗用車を襲撃し、男性2人を引きずり出して暴行を加えたとして、茨城県警は8日、犯行に関わった男9人を傷害容疑で逮捕するとともに、主犯格とみられる暴力団組員の男を指名手配した。

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今年8月、茨城県水戸市内の国道51号で渋滞のために停車していた乗用車を襲撃し、男性2人を引きずり出して暴行を加えたとして、茨城県警は8日、犯行に関わった男9人を傷害容疑で逮捕するとともに、主犯格とみられる暴力団組員の男を指名手配した。

茨城県警・水戸署によると、問題の事件は2013年8月16日の午後5時30分ごろ発生している。水戸市塩崎町付近の国道51号で、渋滞のために停車していた1台の乗用車を4人組の男たちが包囲。運転していた東京都品川区内に在住する20歳の男性をクルマから引きずり出し、路上で殴る蹴るの暴行を加えて頭部強打の重傷を負わせる事件が起きた。同じクルマに乗っていた別の男性も殴られ、軽傷を負っている。

4人組は複数台の車両に分かれて現場から逃走。警察では目撃された2台のクルマのナンバーを特定し、このクルマに乗っていた19歳から33歳の少年や男7人を傷害容疑で逮捕。後に出頭してきた28歳の暴力団員の男と、19歳の少年も同容疑で逮捕するとともに、主犯格の暴力団員の男を指名手配した。

逮捕された9人は「現場にはいたが、暴行には加わっていない」と容疑の一部を否認しているが、警察では逮捕した9人の中にも暴行へ加わった者がいるとみて、厳しく追及するとともに、犯人隠避などの容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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