ジャパン・マリンユナイテッドは、津事業所(三重県津市)で建造していたオーガスティ・パシフィック向け次世代省エネ型バルクキャリア「ニコル」を引渡した。
新造船のニコルは、多くの省エネ対策を導入することで、運航に使用する燃料消費量を既存のバルクキャリアと比べて大幅に下げることを実現した次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリアとなる。
また、低風圧型居住区や波浪抵抗増加を減少する「レッジ・バウ」や、低摩擦抵抗塗料も採用した。主機関は「WARTSILA 6RT-flex58T」を搭載する。
GHG削減に加え、燃料油タンク保護規則、NOx排出規則TierIIにも適合している。