マレーシア人の80%、働きすぎで家族との時間ない=調査

インターネット就職斡旋会社ジョブストリートの調査で、マレーシア人の60%以上が、勤務時間が長いことを理由に家族と十分な時間を一緒に過ごすことができていないことが明らかになった。

エマージング・マーケット 東南アジア

インターネット就職斡旋会社ジョブストリートの調査で、マレーシア人の60%以上が、勤務時間が長いことを理由に家族と十分な時間を一緒に過ごすことができていないことが明らかになった。

調査の回答者の4分の3以上が、納期に間に合わせるためなどの理由で1日当り2-5時間の残業をせざるを得ない状況で、75%はオフィスにおいて残業していると答えた。一方で、回答者の多くは残業代を受け取っておらず、雇用主が従業員のワーク・ライフ・バランスに関心がないと考えていることも明らかになった。

また、会社はジムや休憩エリアなどを整備し、従業員のワーク・ライフ・バランスに関心があるように装うが、実際は仕事量をこなすだけの十分な人的資源がないのが現実だという。また、休暇中にも緊急で上司から携帯電話のメールなどを受け取ることも多く、回答者の4分の1のみが、仕事に関わることなく休暇を過ごすことができるとした。

千田真理子

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