日本自動車タイヤ協会(JATMA)では、冬季特有の事故を防止するため、冬用タイヤについての事前準備に関する注意報を発行、ドライバーへの注意につなげる。
同注意報では、冬季において冬用タイヤの装着を推奨しており、夏用タイヤと比較して、事故に直結する制動距離と旋回性能に大きな差があることを指摘している。
また、冬用タイヤ装着時の注意として、特に旋回性能において、駆動輪の2本だけではほとんど効果が得られず、4輪全ての換装が必要としている。
積雪・凍結時走行の注意としては、交通量の多い交差点のアイスバーン化、地熱が得られない「橋」の凍結、日影になる道路の積雪・凍結、目の明暗順応が作用するトンネル出口での注意など、積雪・凍結道路走行におけるあらゆるシーンでの注意を呼びかける内容となっている。