国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、カナダにおける液化天然ガス(LNG)プラント建設プロジェクトに360億カナダ・ドル(1120億リンギ)の投資を行う。ザ・スターなどが報じた。
ナジブ・ラザク首相は、カナダのスティーブン・ハーパー首相と首脳会談を行った後の記者会見で、ペトロナスの投資により、マレーシアはカナダにおける最大の外国直接投資(FDI)国となると明らかにした。
ナジブ首相は、カナダ政府によるペトロナスの投資の承認を歓迎するとし、カナダ政府の政策や同国のエネルギー産業の新市場への開放に大きな信頼を寄せているとコメント。ペトロナスの投資は30年間に渡るものであると明らかにした。
マレーシアに投資を行っているカナダ企業からは、マレーシア政府の政策に対して高い信頼が寄せられているという。