住友ゴム工業は、中南米における当社グループとして初のタイヤ工場となる「Sumitomo Rubber do Brasil Ltda.(SRB)」の開所式を10月3日、同工場敷地内(ブラジル・パラナ州リオ グランデ市)で実施した。
開所式には、パラナ州知事、ファゼンダ・リオ・グランデ市長をはじめとする現地州・市関係者、在クリチバ日本国総領事や、同社から池田社長、Sumitomo Rubber do Brasil Ltda.の小田社長など、総勢約460人が出席した。
開所式では、池田社長が挨拶を行い、「住友ゴムグループにとって、ブラジル工場から中南米市場にタイヤを供給していくことが成長のエンジンとなり、またそれがブラジルやパラナ州の経済発展に寄与できるものと確信している」と述べた。
SRBは総投資額7億5000万レアル(約353億円)、資本6億レアル(約282億円)、生産能力は1万5000本/日(2015年末)。