国交省職員、航空保安大の採用試験で答案用紙を紛失…受験生8人分

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国土交通省は、同省の職員が2013年度の航空保安大学校学生採用試験の答案用紙を紛失したと発表した。

同省によると、9月29日に人事院の委託を受けて実施した航空保安大学校学生採用試験(第1次試験)で、宮崎市の航空大学校で実施した航空電子科の学科試験(多肢選択式)の答案用紙8人分を紛失した。

答案用紙の送付先である人事院から10月1日に答案用紙8人分が未着である連絡があり、判明した。

学科試験終了後、航空電子科学生採用試験を担当する担当者が解答済み答案用紙8人分を回収しており、担当者は人数分の答案用紙が存在することを別の担当者が立ち会った下で確認している。

事務係官は試験種目別、試験の区分別に茶封筒へ入れられた解答済みの有効答案用紙を取り出し、それぞれの答案用紙の数を確認した上で、受験番号順に重ね、クリアファイルへ答案用紙を入れたと認識しているが、確認できていない。答案用紙受渡しの際に使用していた茶封筒は不要なものとして廃棄しており、誤って廃棄された可能性がある。

同省では人事院と調整し、同省が答案用紙を紛失した受験者8人には個別に連絡をとり謝罪するとともに、再試験を実施することにしたとしている。

《レスポンス編集部》

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