オペル、ドイツ工場に投資…最新クリーンディーゼル生産へ

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ドイツのカイザースラウテルン工場への投資計画を発表したオペル
  • ドイツのカイザースラウテルン工場への投資計画を発表したオペル

米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは9月25日、ドイツ・ラインラント プファルツ州のカイザースラウテルン工場に、1億3000万ユーロ以上を投資すると発表した。

同工場では現在、オペル主力車用の部品やエンジンを生産中。およそ2200名を雇用している。累計エンジン生産台数は、900万基以上に到達する。

今回の投資は、オペルの積極的な新車開発計画に沿って実施するもの。カイザースラウテルン工場の製造ラインを改修。2014年10月から、ユーロ6の排出ガス基準を満たす2.0リットルの最新ディーゼルエンジンを組み立てる。

また、次期『アストラ』用の車体部品やシート骨格、次期『インシグニア』用の車体部品の生産も行える体制に、工場の設備を整える。

オペルのカール・トーマス・ノイマンCEOは、「カイザースラウテルン工場は、高い生産クオリティを備えた工場であり、ハイテク製品を生み出している。23の新型車と13の新パワートレインの投入計画において、カイザースラウテルン工場が重要な役割を果たす」と述べている。

《森脇稔》

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