ボーイングは9月25日、最初の『ネクスト・ジェネレーション(NG)737‐800』をロステック(国営会社ロシアン・テクノロジーズ)の子会社であるアビエーション・キャピタル・サービス有限責任会社に納入したことを発表した。
アビエーション・キャピタル・サービスはこの航空機を、ロシアを代表する航空会社であるエアロフロート・ロシア航空にリースした。
この納入はアビエーション・キャピタル・サービスが注文した、737-800と737-900を含む50機のネクスト・ジェネレーション737航空機の最初の1機である。
「ロシアの航空会社は、数多くの中距離航空機を必要としている。我々はこれらのニーズを満たすことをサポートする、先進的で革新的な製品に興味を持っている。ボーイングの737は世界のベストセラーであり、その効率と信頼性の評価を得ている」と購入の理由について、アビエーション・キャピタル・サービスのCEOであるローマン・パコモフ氏は語った。
ロステック国営会社とボーイングは、この産業界での数あるプロジェクトにおける戦略的パートナーである。2010年にロステックは、ロシアの航空会社の編隊を改新する為の中距離レンジの航空機を供給する契約にサインをし、エアロフロート・ロシア航空はその顕著な一例である。
アビエーション・キャピタル・サービス有限責任会社は、ロステックの100パーセントの参入によって2011年2月に創設された航空機賃貸会社である。