ニューハンプシャーで行われたNASCAR シルバニア300の決勝で、一時はレースをリードしていたジェフ・ゴードンが、ピットボックスのラインを越えてしまい、車をバックさせる間に時間をロスしたことが原因で、勝利のチャンスを失ってしまった。
ゴードンはこの決勝レースを3番手からスタートし、第111ラップでトップを走っていたマット・ケンゼスを捕らえてリードを奪い、そのことによってボーナスポイントを得た。
その後ゴードンは合計36ラップをすることとなったが、第202ラップにピットストップを行った時、彼はスライドを起こしてボックスのラインを少し越えてしまい、クルーがジャッキを下ろしてゴードンが車をバックさせ、再びジャッキアップされる間に時間をロスしてしまい、22番手でリスタートするという事態に至った。
ゴードンは懸命に順位回復を図ったが、最終的にレースを15位でフィニッシュし、チェイスのスタンディングで1ポジションを失って8位となった。