スコットランドに本社を持つ石油・ガス(O&G)産業向け設備供給のハウコ・グループは、ジョホール州南部開発計画の「イスカンダル・マレーシア」内にある「セティア・ビジネス・パーク」に2,000万米ドルを投資して、工場を設立する。
ハウコは2007年に住友商事の子会社となっている。
工場の面積は8万平方フィートで、2015年の完成が見込まれている。生産された製品はアジア地域のO&G業者に供給する。工場では30人以上の雇用の創出が見込まれている。
ハウコとSPセティアは19日、土地買収に関する契約を締結した。
ハウコは、抗口装置などの原材料の供給業者。マレーシアの工場は世界で16番目となる。シンガポールにも工場を持っている。
一方、SPセティアは「セティア・ビジネス・パーク」の80%がすでに入居企業が決定したと明らかにした。現在数社と新工場設立について交渉を行っている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月20日、ベルナマ通信、9月19日)